今日からできる再現可能な論文執筆
2020/10/31(土) 10:00-12:00
1 はじめに
本サイトは,日本心理学会第84回大会(以下,JPA2020)のチュートリアルワークショップ(以下,TWS)002「今日からできる再現可能な論文執筆」の事前準備と当日(2020/10/31(土) 10:00-12:00)の演習用サイトになります。本サイトもRStudioとRMarkdown(Bookdown)を使って作成されています。左の目次をクリックして移動するか,>をクリックして次のページに移動ください。
1.1 連絡先
本サイトの内容で不明な点がございましたら,メールフォームからご連絡をいただけましたら幸いです。
1.2 TWS概要
TWSの概要は以下になります。
再現性の危機への対処として,データ処理から論文執筆までの一連のプロセスの再現性を高める取り組みへの注目が高まっている。論文完成までには,(1)データの前処理,(2)統計解析,(3)論文の執筆の3 段階があり,それぞれの段階において異なるソフトウェアを用いることが多い。例えば,Excel でデータの前処理をし,SPSS で統計解析して,結果をWord にコピー&ペーストして本文を執筆するなどである。それぞれの段階においてアドホックな手続きがとられ,その都度ソフトウェアが切り替えられることで,各段階と移行において再現可能性が低くなる危険性がある。本チュートリアルでは,R (RStudio)とRMarkdown を使ってデータの前処理から投稿可能な論文執筆までを行う方法を解説する。R(RStudio)やRMarkdown 初心者を想定し,執筆環境の整備から実際の執筆までできるようになることを目指す。