4 事前準備(Mac編)
それでは,早速お手持ちのMacにDockerを導入しましょう(Windowsは前の3 事前準備(Windows編)をご覧ください)。なお, Dockerを使うにあたって,15GBくらいハードディスクに余裕があると良いかと思います。
4.1 MacへのDockerの導入方法
Macユーザーの方は,以下の動画を参考にDockerを導入ください。
ターミナルには以下のコマンドを入力します(適宜,PASSWORDやnameの=以降は,好みによって変更ください)。
docker run -e PASSWORD=paper -e DISABLE_AUTH=true -p 8787:8787 -v $PWD:/home/rstudio -d --name paper ykunisato/paper-r
普段使っているホームディレクトリがマウントされていると思います。
4.2 Dockerコマンド
4.2.1 コンテナの確認と開始
コンテナの動作確認するには,ターミナルに以下を打ち込みます。STATUSがUpになっているとコンテナが動いています(再起動後に止まったりしていることがある)。
docker ps -a
もしコンテナが停止している場合は(STATUSがExitedになっている),ターミナルに以下を打ち込んで,コンテナを開始します。
docker start コンテナ名(上記の場合はpaper)
4.2.2 コンテナの停止と削除,イメージの削除
もうコンテナが不要になったら,停止して削除します。コンテナの停止には,ターミナルに以下を打ち込みます。
docker stop コンテナ名(上記の場合はpaper)
コンテナの削除には,ターミナルに以下を打ち込みます。
docker rm コンテナ名(上記の場合はpaper)
rmしてもコンテナが削除されただけでダウンロードしたイメージは残っています。まず,以下をターミナルに打ち込んで,イメージの状況を確認します。削除したいイメージのIMAGE IDをコピーします。
docker images
上記でコピーしたIMAGE IDを使って,以下をターミナルに打ち込んで,イメージを削除します。
docker rmi IMAGE_ID
4.3 Dockerが使えない場合
以下のソフトとパッケージをインストールください。
- R(https://www.r-project.org/)
- Rstudio(https://rstudio.com/)
- 私が用意したDockerイメージ内には大量のRパッケージがはいっているので,それと同じものを用意するのは難しいかと思います。とりあえず,デモコードを実施した場合にインストールするか聞かれるので,その都度インストールください。