認知行動療法と個性記述の交差点

企画趣旨説明

2026-09-26

二つの潮流の交差点

認知行動療法

診断名を越えて、変化を生む共通プロセスへ

統一プロトコルACT診断横断的介入PBT
交差点
パーソナリティ科学

個人差を、連続的・階層的な構造として記述

Big Five階層モデル次元モデル
共通する課題:診断カテゴリーだけでは捉えきれない「その人」を、どう理解するか

CB5T:Cybernetic Big Five Theory(DeYoung 2015)

目標を追求しながら自己調整するシステムとして捉える
目標望ましい状態
比較・予測現在との差を捉える
感情・解釈誤差に意味を与える
行動・更新環境と自己を変える
パーソナリティ特性
目標追求の共通メカニズムにおける感度や作動強度の個人差
特徴的適応
経験を通して形成される、状況に応じた目標・解釈・方略

話題提供

佐藤秀樹
福島県立医科大学
CB5Tと
精神病理学
HiTOP/適応と不適応
国里愛彦
専修大学
CB5Tと
計算論
心理エントロピー/自由エネルギー原理
杉浦義典
広島大学
CB5Tは我々の思考を促進するか
理論の収束/創発
CB5Tは、変化の「理解」と臨床の「実践」にどう結びつくのか?

引用文献

DeYoung, Colin G. 2015. “Cybernetic Big Five Theory.” Journal of Research in Personality 56 (June): 33–58.